この国はいつも海に向けて開かれていた
幕末・維新を生き抜いた 富山の薬売りたちの秘史。
黒船来航が日本を揺るがした時代—— 富山の薬売りたちが紡いだ 知られざる歴史が今、鮮やかに甦る。
幕府の危機、社会の変革、 そして黒船来航による混乱の中、 主人公川上弥一が見た日本の未来とは——。 商人の視点から描かれる、 新たな視点の幕末史がここに。 宮本文学初の大河歴史小説
文藝春秋刊 定価:2,420円(本体2,200円) 潮音(第1巻) ISBN 978-4163919362